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2005年夏北海道ツーリング > 屈斜路湖・神の子池
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2005年夏北海道ツーリング : ライダーの聖地・道東
8月6日
四日目

四日目はゆっくり始まった。
朝起きたのは8時くらいだったと思う。それから朝ごはんにパンを食べてその後また展望台へのぼり、友達に電話をかけて北海道を自慢してそろそろ出発した方がいいかなと思い始めたのが10時。
ありえない遅さ。
他のライダーはほぼ全員出発した後だった。

まぁそれだけゆっくり出発できたのも、ここ田和平に連泊することをすでに決めていて、気持ちの面で余裕があったからである。
だって出発前のテントの撤収も荷物の積み込みもしなくて良いし、帰ってきてからの荷降ろしもテントの設営もなし。
必要なものと言えば貴重品と地図くらい。余裕。

よし、さすがにそろそろ出発しなければまずい・・・
というわけで時間的に見てもあまり遠くまではいけないので、今日は屈斜路湖、神の小池、裏摩周、中標津を回ることに。

屈斜路湖の周りには峠道が3個あり、はじめにのぼったのが津別峠。

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国道243号から道道588号に入り、北海道ではなかなか走ることができない急な峠道を登っていき、さらにわき道へ少しそれたところに展望台があった。
見晴らしは、うーん。まぁこんなもんか。15分ほど休んで次の目的地に向かおうとバイクにまたがったとき、右腕を蜂に刺された。
最初は赤く小さい点だったものがだんだん膨れてきて直径3センチくらいになり、その後もピリピリとした痛みがかなり続いた。

さて、その次の目的地というのは美幌峠。

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左は美幌峠の標識。右は屈斜路湖側から峠に登ってくる道。

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やっぱり歌にも歌われていて、屈斜路湖を見渡せる一番有名な峠と言うだけあり、めっちゃ見晴らしがよかった。
正面に屈斜路湖とその真ん中にある中島。
やるな、美幌峠!!!

美幌峠を降りた後は砂湯のそばを通って道道102号に入り、小清水峠近くにあるハイランド小清水に登ったが、期待していたほどよくなかった。
ので、次の目的地へ移動。

その目的地とは、野上峠を通り道道1115号を通りわき道にそれた所にある「神の小池」。

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期待していた通りのめっちゃきれいな池。

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この池、あの有名な摩周湖の裏にあり、地下を通して摩周湖とつながっている。
そして毎日12,000トンもの水を湧出している。これにより、摩周湖の水位は年間を通して一定に保たれているのである。
さらにこのエメラルドグリーンというかターコイズというかなんとも言えないこの美しい色。
本当にきれい。

しかぁし、道道1115号から摩周湖までのわき道はジャリダートで、それを1キロほど走らなければならない。スーパースポーツのライダーにはちと厳しい。
さらに神の小池の周りにいるアブの数。
結構厳しい。

それでもまた行きたいと思える場所なのは間違いない。

次はそのまま道道1115号を南へ走り、道道150号を右に折れる。
そして少し上った所にある、裏摩周展望台。

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霧の摩周と呼ばれているこの摩周湖ではあるが、今日は霧が無かった。
快晴の摩周湖を見ると婚期が遅れるというが、曇り。びみょう^^;

また摩周湖には展望台が知ってる限りでは3ヶ所ある。
基本的には表側の第1展望台がバスで行くとここに行くというのもあって有名で、その先にあるのが第3展望台なのでその二つが有名である。
しかし有名な場所だけあって混んでいる。
それに比べるとこの裏摩周展望台。そんなに人がいない。
かなりいい感じ。

神の小池とセットで行ってみるといいと思う。

そのあとはそのまま道道150号を走り(途中少し回り道もしたけど)中標津へ。

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何をしに来たかというとエンジンオイルの交換。
場所は中標津西3条大通り辺り「AUTO CYCLE ZOO ヨコハタ」
ホンダ系列のお店で、ホンダ車でここへ行きエンジンオイルの交換等をしてもらうと、ホクレンの旗の赤バージョンがもらえる。

この後中標津すしロードに行き夕飯を食べ、道道13号を通り多和平に帰って来た。

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まだやっぱりテントの数が少ない。
テント生活にもなれてきて、快適な夜だった。

明日は野付半島から知床に行くか。
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