customtouring.net
HOME > ツーリングレポート >
2005年夏北海道ツーリング > 厚岸・納沙布岬
customtouring.net
2005年夏北海道ツーリング : ライダーの聖地・道東
8月8日
六日目

というわけで今日は納沙布岬を目指して走ることに。

距離が少しあるので簡素な朝食をとって即行出発。

084.jpg

朝食もそこそこで終わらせて出発したのは、厚岸まで走って有名な「カキフライ丼」をおいしく食べようと思っていたから。
多和平から磯分内にでて標茶へ、そこから道道14号で一気に厚岸へ。
早く出発したかいもあって9時半ころ到着。・・・したのは良いけど、やっぱりそんな時間から食べ物やさんがやってるはず無いねんな^^;
10時半開店ということなので、残りの1時間で釧路湿原の細岡展望台へ行くことに。

086.jpg 085.jpg

べたに国道を走っていくのもいいけど、今回は道道221号や1003号に寄り道をしつつ、やっと細岡展望台に到着。
しかし到着した時点ですでに10時半。やってもーた。
とりあえず来てしまったものは仕方ない。ラムサール条約に指定されていて、希少価値のある動植物が生息する釧路湿原を見渡して厚岸へ戻ることに。

ただ、普通に戻るのはやっぱり面白くない。
特にバイクは「道」を楽しむ乗り物。
というわけでオン車やけど、ダートでも走ってみるか。

087.jpg

ダートといっても今回走るのは基本的に踏み固められたフラットダート。
一部ジャリになってたけど、それ以外は問題なく快適に走行。
遠矢へ出て、帰りはひたすら国道44号を走ることに。

厚岸に着いたのが12時前。
早速「浜のれん」にて、「カキ丼」を。

088.jpg

これが今回の北海道旅行で食べたものの中でも1,2を争う美味さ!!!
これなら来年もまた食べに戻ってくるわ!!!
というくらいうまかった。

カキ丼で腹も膨れて一路東へ向かうことに。
さてここで厚岸から東へ向かうのには絶対的に北太平洋シーサイドラインを推す。

晴れてたおかげか右手に太平洋の水平線を見たり、ちょっとしたカンバ林の中を走ったり、丘陵地帯を抜けたりとさまざまな表情を見せてくれる道である。

089.jpg

さらに途中には琵琶瀬展望台や

090.jpg 091.jpg

霧多布岬もある。
ちなみに今回は快晴で、霧多布ならぬ霧無布(なんて読むんや!?!?)岬だった。

093.jpg 094.jpg

ちなみに左の写真は、たぶん霧が発生するときは浜風(海から陸に向かって吹く風)が吹いてこの笛を鳴らせ、その発生を知らせていたのだと思う。

霧多布からはそのまま北太平洋シーサイドラインをひた走り、初田牛、落石を抜けて花咲を通り、根室へ。
その根室でびっくりしたのがこれ↓

095.jpg

標識に、日本語・ローマ字・そして・・・なんじゃこりゃ???
ロ、、、ロシア語!?!?
やるなぁ、さすが根室。目と鼻の先には歯舞諸島
根室からは納沙布岬へ向けて反時計回りに。

097.jpg

そして到着したのが納沙布岬@午後3時ころ。
この日は奄フ方々の集会があったらしく、そういった車がたくさん止まっていた。
返せ北方四島!!!
適当にぶらぶらとしたあとふらっと入った店で、なんと鉄砲汁が無料で振舞われていた。

098.jpg

おいしくいただいて、どのみち花咲ガニを実家に送るつもりにしていたので、この店で送ってもらうことにした。

さて、そろそろ時間もヤバめになってきたので出発することに。
帰りはひたすら国道を。
44号→243号→(中西別)→243号で虹別を通り多和平へ帰ってきた。

099.jpg

途中日も暮れてきたところでちょっといい感じの風景があったので、バイクと一緒に一枚。

それにしても今日はよく走った。

快晴で走りやすくて、いいものも食ったし、いいものも見れたし、言うことなしの一日だったように書いてるが実はこの日、最高気温が20に達していなかったのである。
最強、寒すぎっ!!!
ティーシャツを着て、長袖を着て、さらにその上に最強ジャケットを着たが、それだけではまったく足りなかった。

ほんまに何回も言うようやけど来年はフリースを一枚持っていこう。
道東へ行ってみようと思っている皆さん、夏でもこういう日があるみたいです。
防寒はしっかりしていきましょう^^;
  七日目 ⇒